Constant dropping

PM(プロジェクトマネージャー)の日々

読書の秋 2021

10月なのに暑い、という気持ちと10月なのに寒い、という気持ちを一手に感じた1週間でした。季節が変わるときは徐々にでなく、ある日を境に一気に変わっていくものだなとしみじみとしています。

 

プロダクトマネージャーとして業務は、まずは第1クールを乗り切りました。そんなに難しいプロダクトではありませんが、若手の自分にとっては結構重い役割。それでもなんとかやってこれたのは、何の実績もない僕なんかの指示とかじ取りについてきてくださった心優しき皆様のおかげです。

 

それと本にも助けられました。日常の考え方の矯正にもつながり、自分を相対化できるので、定期的な読書は大事だな、と感じています。

最近、読んだ2冊

ソニー再生 平井一夫

タイトル通り、ソニーの「なんか微妙。。」という時期から現在の輝かしい業績に再生させた平井さんの物語です。現代版の伝記みたいで読みやすく面白いです。

以下の点が印象的でした。

・リーダーたるもの、EQスキルが何より大事

・まずは、現場の声に耳を傾け現状を理解すること

・オートパイロット状態になるまでがリーダーの勝負どころ

 

見抜く力 佐藤優

知の巨人、佐藤さんの本です。タイトルこそ見抜く力というので、交渉ノウハウかと思いますが、実際は、外交から培ったビジネスパーソンの考え方の指南書、といった感じで学びが多かったです。見抜く力を持つ人になるには、日本の大企業の一員的な考えを捨てなければ、今後、落とし穴にはまることになりますが、なかなか難しい。。こういった考えを繰り返し読んで、少しじつ潜在意識に刷り込むことしかできないと、僕は思いました。

以下の点が印象的でした。

・AIネイティブになると受動的になる。キュレーションでいろいろと提示してくるので自分が考えている、調べている、選んでいるようで、実は選ばされている。

・基本的な教養がないと見抜かれる。ぼろがでる。

・損得勘定よりも価値判断。自分がいいと思うか、悪いと思うか。ルールを守っているから、にプラスして、価値判断ができるようにならないといけない

 

プライベートでも最近は、自分なりにデザインしていくことを始めました。

端的に言えば、

・自分から連絡を取る

・意識してお金を使う

・自分で自分をご機嫌にする

この3点です。

 

案外自分でも、楽しもうと思えばいくらでも楽しくすることができるじゃん、とうれしくなりました。

 

 

気が付けば、今年も残り2か月。この前、こんな感じの記事を書いたばっかなきがしていて、本当に年を取ると一年があっという間だな、と思います。忙しい毎日でも、たまに立ち止まって、楽しいことやって、今年を終えていきたいなと思います。