キャリア形成とUSBメモリ
昔、ちょっとしたジョークを情報処理の時間に聞きました。
USBメモリをPCから外すとき、
・初級者はそのまま外す
・中級者は取り外し処理をしてから外す
・上級者はそのまま外す
初級者と上級者の振る舞いは同じように見える、というのがUSBメモリの事例から言えることです。
最近、周囲を見ているとキャリア形成でも、こんなことが最近起きています。
・優秀でない社員は何も考えずのんべんくらりんと同じ場所に居続ける
・まあまあ優秀な社員は場所を変える
・超優秀な社員は同じ場所に居続ける
わかっててそれをやっているのか、わからずにそれをやっているのか、大きな違いがあると思います。ちゃんと、1周回ってその考えに行きつく、ということが大事なのではないかと感じています。
一方で、このUSBメモリの例の真理は、
「中級者はいろいろ手間をかけ、上級者は考え抜いて、その行動をするけど、結局行きつく先は何も考えてない初級者と同じ」
ということなんじゃないかとも思っています。
手間をかけたり、考えたりすることは大事。でもそれに疲れたら、時には何も考えずに
過ごしてみても、大枠で考えれば最終的には同じようなところに行きつくんじゃないかな、と。なのでそんなに悩まなくていいんだ、と。
そんなメッセージが、あの情報処理の時間にはあった気がします。(たぶんない)