TOEICの学習法は抽象化
最近、後輩に「TOEICの勉強法教えてください」と聞かれました。
とても努力家でかわいらしい後輩なので真剣に、端的に良いアドバイスをしたいと思い、改めて自分がやってきたことを振り返ってみました。
考え抜いて出てきたのは、「公式問題集を何度も解くこと」というありきたりな回答でした。
後輩を残念がらせたくなかったのでもう一歩踏み込んで考えました。
公式問題集を何度も解くのは暗記のためではありません。
本番の試験では、公式問題集を抽象化して回答できると高得点につながります。
TOEICは、この「抽象化のうまさ」を測る試験と言っても過言ではない気がします。
これを踏まえ具体的な対策としてすべきことは2つ
1.公式問題集の設問に回答し、解説をしっかり読んで答え合わせ
2.公式問題集の例文(LRともに)を暗記する
1は回答のリズムをつかむことができます。
2は問題のリズムをつかむことができます。
あとはこのリズムを本番の試験で抽象化して解くだけです。
だいぶ感覚的な話になってしまいましたが、まわりを見てみると、TOEICの点数が高い人は、ロジカルというよりは、感覚派の人が多い気がします。
点数の向上だけに主眼をおいた勉強法なので、英語力の向上は一切保証しません。
が、手っ取り早く点数を上げたい方には良い方法だと思います。
と、ここまで言ったら後輩は喜んでくれるのでしょうか。