Constant dropping

PM(プロジェクトマネージャー)の日々

広辞苑を使って筋トレする

広辞苑は分厚くて重い本の代表格だと思う。

 

調べてみると普通版で約3300gある。重い。

 

それはさておいて、最近は、目的と手段がずれている(遠い)ことをどこまで許容していいものか、考えている。

 

英語の学習が好きで、色々な学習法を調べては試している。

その中で、英語の映画やドラマを吹き替えなしで見る、という方法をよく目にする。

 

自分は「若干遠いな」と感じる。英語のリスニング力を鍛えたいなら、ニュース番組や発音に特化した教材を使うべきだと思う。特異性の原則というものがあるが、英語を聞き取る力は、英語を聞き取る練習をすることが一番最適である。

 

逆を言うと、英語でドラマや映画を見ることは、それらを日本語なしで理解する力は向上するだろう。

 

ただ、総じてこの勉強法は、悪くないものだと思う。もちろん、直結する勉強法がふさわしいが、直結は、効果が高すぎる=高負荷であるため、継続が難しい。そのため、海外映画くらい間接的な勉強法は継続ができるため良い。(手持ちの時間にもよるが)

 

そこで、どこまで許容していいか、と考えたときに、広辞苑を使って筋トレするくらいまでは許容していいんじゃないかと思う。

 

頑張って努力している人に、「いやそれ、ことば調べるときに使うものだから」と批判する必要ないのではないか。

 

正しい方法を押し付けて、やる気を削ぐくらいなら、やる気が出る間違いではない方法でやっていけばいい。

 

その広辞苑が、電子辞書なら、軽すぎてトレーニングにならないので、一言声をかけるべきであるが。