QC検定3級を受けました
先週末にQC検定3級を受けました。家に帰るとYoutubeばかり見てしまうので、とにかく何か勉強する習慣をつけようということで、業務と近いようなところの試験を受けてみました。
内容としては、QC(品質管理)としてのものの見方に関するところで、
・重点志向
・後工程はお客様
・プロセス重視
などなど、製造業ではよく耳にする言葉ですが、それをQC的にモノづくりの現場と絡めたものとなっています。
すでにWEB上で回答が公開されていまして、自己採点では9割以上できていたので、合格、ということになるのかな、と思います。(民間資格ですが)
製造業に従事している人であれば、普段やっていることを、机上に落とし込んでみるとどういうことか、というのさえわかればそんなに難しい試験ではないのかな、と思いました。もちろん、3級に関してですが。
勉強時間は思ったほどかけられずに、当初の目的の「勉強する習慣をつける」ということを達成できたかは微妙ですが、QCの業界ではどんな考えが根底にあるのかというのがよくわかり、QCチームと一緒に仕事する際にある程度は役立ちそうでした。
感覚で理解していたことがより整理された理解になった気がします。
以下自分の業務との関連づけ
重点志向:限られたリソースをつかった効率的に効果を上げるため。
→自分の業務でもそのようにできているか
管理図:工程の異常を見つけるコントロールライン。規格とは別。
→管理図目的でデータをとっているので、設計的な目で見ると少々つかいにくい
プロセス重視:プロセスをしっかりと作りこまないと、管理、検査では限界ある。そこで安定した品質が作られる。
→プロセスの重要性。プロセスへの理解。
工程能力とσ:Cpk1.33 4σ、Cpk1.67 5σ
→工程のばらつきの直感的な理解
12年ぶりにディズニーに行った話
先週、12年ぶりにディズニーリゾートに行きました。
前回に行ったのは15歳のときでした。当時、初めてディズニーにいった僕にとって、そこは正真正銘の夢の国でした。
細部まで作り込まれたストーリーと見るものすべてがディズニーの世界に圧倒された記憶がありました。
27歳になった僕が感じたのは、そこはやっぱり夢の国でありながら、あのときとは違ったものでした。
社会に揉まれていった僕が思ったのは、夢の国を夢の国たらしめているのは、決してディズニーリゾートそのものではなく、自分の感性なんだなということでした。
12年前、初めて行ったときのような無意識の喜びや感動はありませんでした。しかし、あのときとは違った、自分の中の感性が目の前の景色を輝かせてくれていました。
端的に言えば、感動に受動的であるか能動的であるか、の違いです。
ピュアに感動できる心は、残念ながら徐々に失われっている気がします。一方で、目の前にある景色を、深く理解する感性、情緒みたいなものは磨かれていっていると感じました。
15歳の僕は、スリルを感じられるものがすべて。それ以外のアトラクションにはあまり楽しみを感じられていませんでした。
27歳の僕は、まったりしたアトラクションのひとつひとつのストーリーをしっかりと楽しめる大人になっていました。
そんな自分の感性の成熟を嬉しく思うとともに、どんな年代の人も惹きつける魅力を持つディズニーリゾートは、やっぱり夢の国なんだ、と改めて思ったのでした。
2023年にやりたいこと
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
2021年末、「来年はいろいろなところに行けたらいいなあ。」なんてことを暗い気持ちで記事にしていました。ただ、書くほどに湧き出た思いというのは意外に人を行動に駆り立ててくれるようで、結果として2022年はいい1年でした。
2022年の振り返り
・いろいろなところに行くことができた
JR東日本パスを使って、岩手県を旅したのはいい思い出でした。
出張も含め、いろいろなホテルにも泊まって楽しかったです。
(個人的にはドーミーインが最強のホテルです)
・どんなときに自分が楽しいのか気が付くことができた
お金をかけすぎると逆に楽しめない。お得に楽しめていることが自分が一番幸せを感じらえることがわかりました。フードコートで食べる、揚げたての油淋鶏定食が、自分にとっては一番おいしいのでした。
・結婚をした
やはり大きなライフイベントでした。日常に幸せが増えました。ただそれだけじゃなく、自分の人生について、もう一度考えるきっかけになりました。
・仕事で一皮むけることができた
初めてじゃないかってくらい上司に褒められました。冷静になると、それだけ、だいぶしんどいことがあって、「このままやらせておくとこいつやめる(or つぶれる)んじゃないか」っていう見方もあったと思います。ただ自分のなかで突破力が身についたので、真実はどうであれよかったと思います。
・もう1段階、ルーティンをパワーアップさせたい
仕事と休日。この両輪のクオリティをもう少し高めたいです。
どうやったら少しでも多く楽しい時間を過ごせるか。そこを徹底的に考え続けたいです。自分がどんなことをしているときに楽しくと思っているのか、細かくメモしています。
例)コーヒーを飲む、ランニングをする、温泉に入る、新しい経験をする、お得に楽しむ、人と雑談をする、料理をする(イメージ通りに完成したとき)、何か新しい知識を得て実践する
・芸術品を受容できる感性を磨く
最近、博物館の歴史的なものをすごいなあ、と思うようになりました。昔と何が変わったか、というとやはりその解説をきちんとよんで理解できるか、ベーシックな教養を持っているか、によると思います。
1つ目と被るのですが、個人としてパワーアップをしたい1年です。割と何でもよくて、ゴルフ、資格、語学、、、とにかく努力して何か能力を向上させてみたいです。
理由は集中力とのめり込む力。最近、これの低下が著しいです。ただこの2つの力っていうのは人生を楽しむうえで一番大事なんじゃないかと思っています。
Simple is the best
今週のお題「買ってよかった2022」
シンプルで質が良くて長く使えるものが結局いい、という当たり前のことをやっと実践できるようになった今日この頃です。
紹介する3つはちょっとお高いのですがいいものだなあと使っていて感じたものです。
1. モンベルのパーマフロストライトダウンパーカー
めっちゃあったかいです。そして何より軽い。ダウンを着ているもこもこ感から解放されてさっとこれ着て出かけることができます。安くて似たような製品は世にあまたあってそれでも十分とは思うのですが、予算があるのであれば絶対おすすめです。
2.スワローテイルフーディ
こちらも少々お高いのですが、薄さと軽さにおけるあったかさが異常です。かなりコンパクトになるのでサコッシュなんかに突っ込んで持ち歩いていざという時にサッと羽織ることができます。
3.CHOIのパック
話題商品ですが、僕は全然知らず奥さんに勧められて試しに使ってみたら、かなりよかったです。定期的にしっかり潤いを補給することで肌の調子もよさげです。あと、パック自体がひんやりして気持ちいいです。
月日は流れ
新卒で入社し、約2年半の月日が流れました。少しだけ、1つの区切りを、自分の社会人生活の序章を振り返りたくなりました。
時代の流れもあり、陰鬱とした気持ちで過ごした1年目。友人にも会えず、新たな人間関係を、こんな時代と自分のコミュニケーション能力で作ることもできず、今振り返るとただ漫然と毎日を消化していく毎日でした。
いよいよ実践に投げ出された2年目。本当にしんどかった。毎日毎日精神をすり減らしながら、お酒を飲んで思考を麻痺させながら、必死に明日に向かっている状態でした。上司ともうまくいかず、その愚痴を言う相手もいない。ただ、たまっていく預金通帳の残高を見ながら、不必要な消費を繰り返し、一時的に自分の欲を満たすようなことばかりしていました。
それでもやぶれかぶれで進み続けた進み続けた結果、明るい兆しが見え始めたの3年目。気が付かぬうちに自分はほんの少しだけ、成長していたのでした。仕事でピンチが来ても、なんとか周りを頼りながら乗り越える力、同僚と仕事以外のコミュニケーションをとる力、毎日が楽しくなるように行動する力。どれも持っている人からすれば当たり前の力ですが、それを持っていないかった自分からすると、これらは人生を大きく好転させてくれたのでした。
今年の春は、果物狩りに行きました。
今年の夏は、沖縄に行きました。
今年の秋は、紅葉を見に行きました。
そして、ここまで楽しいことをできるようになった裏にはある職場の友人の存在がありました。沈み切った暮らしをしていた自分に手を差し伸べてくれ、あちこちに行くのに誘ってくれました。次第に僕はどんどん明るくなっていき、仕事も相変わらず忙しくしんどいながらも、少しずつ結果残せるようになっていきました。
そしてこの冬。僕はその職場の友人と結婚することになりました。優秀な同僚であり、楽しい友人であり、そして大事にしたい相手でもあった、僕にとって欠かすことのできない人物です。
毎日を必死に過ごしてきたところを見てもらえたから、なんて美談は全くありません
。ただのラッキーでしかないような偶然でした。考えれば、「あの行動がよかった」というのもあるのかもしれないですが、やはり僕はラッキー以外の何物でもないと思います。
成功体験だ、美談だ、なんて勘違いせずに、日々そのラッキーに感謝しながら、おごることなく生きていきたいな、と思っている毎日です。
いろいろな面で、自分の環境の変化が起こり始めている最近。序章がおわり、第2章が始まるんだなあ、と感じつつあるのでした。
専門知識、スキルとは何か?
僕が入社以来、何度も口にしてきた言葉。「専門知識をつけたい。スキルを身に着けたい」
その度に、先輩社員、上司から帰ってくる言葉は「君がいう専門知識って何?」技術に関するもの、業務で使用するソフトに関するもの、そういったことをあげると、一定の理解は得られるものの、「それってそんなに重要かな」といった具合の反応です。
プロジェクトマネージャーはマネージャー、という言葉のようにあらゆる業務に精通したスーパーマンが本来やるべき仕事です。浅く広くではなく、深く広くが求められます。ですが、実際は浅く広くいろいろなところの面倒を見る。その仕事をしていて、”専門知識”が身につくのか、と言われれば、疑問は残ります。
ですが、最近、同じ質問をずっとし続け、かつ目の前のプロジェクトマネージャーとしての業務をやっているうちに気が付いたのは、簡単に言語化や資格化ができない専門知識がそこにはある、ということです。
プロジェクトマネージャーに必要な、組織を動かす力、人にお願いする力、会議を進めるファシリテーション、広い分野を学んでいく力、、、
こういった力に特化するのが、プロジェクトマネージャーの専門知識なんだと感じ始めています。
スポーツでいうところの、筋肉、柔軟性、体の動かし方など。どんなスポーツにも共通する”専門性”が、磨かれる。それがプロジェクトマネージャーだと思っています。
そうはいっても、それを他部門、他社に語るのは難しいです。なので、何か目に見えるもの、言語化しやすい専門性に頼りたくなる気持ちも出てきます。
結局は、社内が一番活躍できる場所、と社員に思わせることが会社としては都合がいいので、上司はそういうのかなとも思いつつ、それで活躍できるなら、何も問題ないのでは?とも思いつつ。
まずは四の五の言わず3年やってみるとわかることがありそうだな、という感触を持っている、世の中の通説が当てはまる大多数の自分なのでした。
夏を楽しむ
社会人になって3年目の夏を迎えました。趣味や誕生日などにもよりますが、なぜかこの季節だけ全く思い出がない、っていうことあると思います。
僕にとってはそれが夏です。特に就職してからはどこにも行った記憶がない。
そんな僕ですが、今年の夏は季節を感じて過ごしています。そうめんを茹でたり、かき氷を食べたり。
毎日ちょっとした楽しいことを見つけて行くようになりました。奇しくもそのきっかけが仕事で、仕事人生に対する途方も無い長さや、漠然とした不安があるからこそ、そこを忘れるように毎日の楽しさを見つけています。
不思議な話ですが、掃いて捨てるほど時間があった学生時代よりも、今のほうが楽しいって思えるような気がしています。
もちろん、物理的な移動や体験はあの頃と比べると随分しにくくなってしまったけれど、それでもあの頃を羨むのでなく、あの頃があったから今があると、割と心から思えるのでした。