Constant dropping

PM(プロジェクトマネージャー)の日々

自己紹介のクローザー

大勢での自己紹介はなかなか難しい。

 

1番目は、やっぱりそれなりに前座感があるし、後半はみんな飽きている

 

結局、サ行、タ行あたりが一番うまくいきやすいと思う。

 

自分は、後半も後半なので、これまでの自己紹介人生、長らくクローザーを務めてきた。

 

その中で、気がついたことがある。

 

1. クローザーは客観能力が重要

 

自己紹介で起きている状況を客観視することで感じ取れれば、あとは逆を狙うだけだ。

 

例えば、皆、同じような話でつまらないことはわかっているのに、自分もそのような話をしてしまっている、という状況はよくある、

 

それに気がつけば、自分は大きくボケるだけ。

がら空きの守備範囲に気がつけば、転がすだけでヒットになる。

 

2.クローザーは最高の聴衆であれ

 

どうでもいいよと言いつつ、皆自分の自己紹介をちゃんと聞いてもらえると嬉しいものだ。

 

自分が真剣に聞いたり、笑ったり、リアクションしている姿は、当人に見えていないかもしれないが、あとから必ず、その人が仲間になり、自己紹介で援護射撃をしてくれる。

 

3. クローザーは延長戦に持ち込まない

 

必ず、時間通りに話すこと。それまで、他の人がどれだけオーバーしても、自分だけは時間通りに話すこと。これによって、司会を味方につけることができ、ボーナスポイントが入ることがある。

 

なぜ、ここまで自己紹介について、書いたかというと、長年自己紹介で最後になることを恨んできたからだ。

 

色々な仮説検証を通して、大事だと感じたtipsを述べた。

 

クローザーはこれくらいやって、中の上くらいの自己紹介ができたと感じられる。それでよい。中の上が自己紹介のベストだ。

 

日本にまた素晴らしいクローザーが生まれることを願ってやまない。